温泉を飲んで健康づくり
高野山麓の天然水・温泉水 奇跡のミネラルウォーター「月のしずく」
火山国である日本は「温泉天国」とも言われ、医師が少なかった時代は温泉が療養の場として大きな役割を果たしてきました。その長い歴史の中で、骨折や怪我、神経痛・リウマチなどの外傷や、胃腸病や糖尿病などの慢性病によく効くと注目される名湯が全国各地に存在しています。また、子宝に恵まれる、癌などの難病が回復するなどの効果が入浴者の経験として伝えられ、信じられている温泉地もあります。
このような奇跡的な効能は科学的にはまだ解明されてはいませんが、“温泉”が及ぼす奥深い力を感じることができます。
温泉は、雨水が岩盤の隙間をぬって浸透し、地下深く数千メートルも下の多孔質岩層に溜まる地下水となって眠っている間に、さらに下にある600~1300℃のマグマ溜まりの高温の地下層に熱せられて生成されたものです。温められた地下水は新たに浸透してくる雨水に比べて比重が軽いため上昇し、温泉として地表に湧き出します(循環水説)。
何千年・何万年と地下に封じ込められている間に、地中の数々のミネラルや各有機成分などが溶かし込まれて複雑な成分を作り出すため、温泉に同じものは2つとないといわれます。
※写真は日本一の湯量を誇る源泉が吹き上げる玉川温泉「大噴(おおぶき)」(秋田県)
温泉療養の効果は、温泉に含まれるこの天然のミネラル成分が入浴によって皮膚の細胞から浸透したり、蒸気からの呼吸により、体内に取り込むことにより現れます。そして、入浴とともに注目されているのが、飲泉によって直接体内に吸収する方法です。「温泉を飲む」という療養方法はヨーロッパでは一般的です。温泉地には立派な飲泉所があり、湯治客達は源泉を薬代わりに飲んでいます。日本でも古くから知られる湯治宿では、新鮮な源泉を飲むことを勧めています。飲用することで、温泉に含まれるさまざまなミネラルが内臓の粘膜からそのまま吸収され、高い効果をあげることが期待されるからです。
飲泉効果を高めるためには体質にあった温泉水を継続して適量を飲み続けることが大切です。常飲することにより、特に糖尿病・高血圧症・動脈硬化症などの生活習慣病の改善が期待されます。ただし温泉に含まれる成分は微量のため、医薬品のようにすぐに効果があらわれるものではありません。一定の期間継続して飲むことにより徐々に体質が改善されていくものです。
人間の身体の75%は水分です。人体に有害とされる遊離塩素を含む水道水を摂取するよりも、大地のミネラルが溶け込んだ温泉水で、身体を満たしてあげましょう。飲用に適しているとされる温泉水はいずれも、豊かな大自然の地を源として湧き出し、厳格な衛生基準もクリアしたミネラルウォーターです。副作用の心配もなく、また飲みやすく美味しい水としても知られています。健康作りは生命の基本となる“水”から。まずは朝晩コップ1杯、「温泉を飲む」健康法をぜひ続けていただければ幸いです。
※写真は美人の湯と知られる「観音温泉」ボトリング工場(静岡県)
※この他にも全国に多くの飲泉できる温泉宿があります。
■情報は作成当時のもので、変更している可能性があります。
■予約・お問い合わせは承っておりません。現地へお願いいたします。当サイトは情報サイトとしてお楽しみください。
高野山麓の天然水・温泉水 奇跡のミネラルウォーター「月のしずく」
▲ページTOP
|